風景・自然
養蜂事業
清瀬市は、2014年に東京都初の自治体職員による養蜂事業を市役所屋上で開始し、地域活性化や地産地消を推進しています。
豊かな自然環境のもと、8年間で平均約76kgのはちみつを収穫し、「Kiyohachi（きよはち）」として販売。市内小中学校の給食や料理教室にも活用され、2015年からはふるさと納税の返礼品にも採用されました。さらに、2018年には地元事業者とコラボし、「ひまわり畑マドレーヌ」と「きよはちモイスチャーハニーゲル」を開発。自治体養蜂のはちみつを使った製品開発は全国初の試みとして注目を集めました。
豊かな自然環境のもと、8年間で平均約76kgのはちみつを収穫し、「Kiyohachi（きよはち）」として販売。市内小中学校の給食や料理教室にも活用され、2015年からはふるさと納税の返礼品にも採用されました。さらに、2018年には地元事業者とコラボし、「ひまわり畑マドレーヌ」と「きよはちモイスチャーハニーゲル」を開発。自治体養蜂のはちみつを使った製品開発は全国初の試みとして注目を集めました。
柳瀬川・桜並木
清瀬を代表する柳瀬川は、全長約20kmで荒川へと続き、市境を流れています。
かつては汚染が進み、生き物が寄り付かない時期もありましたが、現在では清流を取り戻し、鳥や魚の姿も見られるようになりました。川沿いにはサイクリング道路が整備され、散策やサイクリングが楽しめます。
春には桜のトンネルが美しく咲き誇り、多くの人が花見に訪れ、柳瀬川の流れとともに自然を満喫できます。
かつては汚染が進み、生き物が寄り付かない時期もありましたが、現在では清流を取り戻し、鳥や魚の姿も見られるようになりました。川沿いにはサイクリング道路が整備され、散策やサイクリングが楽しめます。
春には桜のトンネルが美しく咲き誇り、多くの人が花見に訪れ、柳瀬川の流れとともに自然を満喫できます。
柳瀬川回廊
清瀬市を流れる柳瀬川の上流から下流にかけて約4kmある柳瀬川回廊は、空堀川の「梅坂橋」から「清瀬市下宿ビオトープ公園」まで続きます。
親水施設や崖線の緑地を結び、回遊性を高めたエリアです。
各区間の見どころ
梅坂橋～清瀬橋
・清瀬中里緑地保全地域（カタクリの群生地）
・清瀬せせらぎ公園（旧空堀川を活用した清流復活エリア）
・清瀬せせらぎ公園の見晴らし台からの景観
清瀬橋～金山橋
・清瀬橋親水公園（令和4年9月整備）
・清瀬金山緑地公園
金山橋～城前橋
・金山調節池（カワセミなど100種以上の野鳥）
・台田運動公園（桜のトンネル）
・中里六丁目市有林、柳瀬川崖線緑地（希少植物が群生）
城前橋～清柳橋
・柳瀬川の自然が残るエリア
・旧森田家（江戸時代後期の本百姓の主屋・市指定有形文化財）
・円通寺の長屋門
・清瀬下宿ビオトープ公園（柳瀬川回廊の起終点）
このコースでは、自然や歴史文化を楽しみながら川沿いを散策できます。
親水施設や崖線の緑地を結び、回遊性を高めたエリアです。
各区間の見どころ
梅坂橋～清瀬橋
・清瀬中里緑地保全地域（カタクリの群生地）
・清瀬せせらぎ公園（旧空堀川を活用した清流復活エリア）
・清瀬せせらぎ公園の見晴らし台からの景観
清瀬橋～金山橋
・清瀬橋親水公園（令和4年9月整備）
・清瀬金山緑地公園
金山橋～城前橋
・金山調節池（カワセミなど100種以上の野鳥）
・台田運動公園（桜のトンネル）
・中里六丁目市有林、柳瀬川崖線緑地（希少植物が群生）
城前橋～清柳橋
・柳瀬川の自然が残るエリア
・旧森田家（江戸時代後期の本百姓の主屋・市指定有形文化財）
・円通寺の長屋門
・清瀬下宿ビオトープ公園（柳瀬川回廊の起終点）
このコースでは、自然や歴史文化を楽しみながら川沿いを散策できます。
旭が丘通りのいちょう
旭が丘通りには美しいいちょう並木が続き、四季折々の風景を楽しめるスポットとして親しまれています。
特に秋の紅葉シーズンには、黄金色に輝くいちょうが通りを彩り、道行く人々を魅了します。この並木は都市の中でも貴重な緑の景観を形成し、散歩やジョギングを楽しむ市民にとって憩いの場となっています。いちょうの葉が落ちる晩秋には、歩道が黄色いじゅうたんのようになり、幻想的な雰囲気が広がります。
写真撮影の場としても非常に人気で、地域の人々に愛される並木道です。
特に秋の紅葉シーズンには、黄金色に輝くいちょうが通りを彩り、道行く人々を魅了します。この並木は都市の中でも貴重な緑の景観を形成し、散歩やジョギングを楽しむ市民にとって憩いの場となっています。いちょうの葉が落ちる晩秋には、歩道が黄色いじゅうたんのようになり、幻想的な雰囲気が広がります。
写真撮影の場としても非常に人気で、地域の人々に愛される並木道です。
志木街道
志木街道は、まさに「街道」の名にふさわしい風情を持つ道で、清瀬10景にも選ばれています。
けやき並木が生い茂り、日枝神社や長命寺、蔵やお地蔵様など歴史の足跡が点在し、まるでタイムスリップしたかのような感覚が味わえます。一方で、清瀬の幹線道路として現代の生活にも欠かせない役割を果たしています。
かつては北関東や甲信越と江戸を結び、人や荷車が往来していたこの道は、時代が変わっても変わらず街と街をつなぎ続けています。
けやき並木が生い茂り、日枝神社や長命寺、蔵やお地蔵様など歴史の足跡が点在し、まるでタイムスリップしたかのような感覚が味わえます。一方で、清瀬の幹線道路として現代の生活にも欠かせない役割を果たしています。
かつては北関東や甲信越と江戸を結び、人や荷車が往来していたこの道は、時代が変わっても変わらず街と街をつなぎ続けています。
キヨセ ケヤキロードギャラリー
清瀬のけやき通りには約250本のケヤキが立ち並び、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。
この通りには国内外で活躍する作家の彫刻作品が点在し、屋外でアートを鑑賞できる「キヨセ ケヤキ ロードギャラリー」として親しまれています。彫刻と自然が調和したこのギャラリーは市民の日常の中に芸術を溶け込ませ、通勤や散歩の途中に気軽にアートを楽しめる空間となっています。青空や緑豊かな並木と調和する彫刻は、見る人に新たな発見や感動を与えてくれます。
都市の中にありながら、豊かな自然と芸術が共存するケヤキロードギャラリーは、清瀬市ならではの文化的な魅力を感じられるスポットです。
この通りには国内外で活躍する作家の彫刻作品が点在し、屋外でアートを鑑賞できる「キヨセ ケヤキ ロードギャラリー」として親しまれています。彫刻と自然が調和したこのギャラリーは市民の日常の中に芸術を溶け込ませ、通勤や散歩の途中に気軽にアートを楽しめる空間となっています。青空や緑豊かな並木と調和する彫刻は、見る人に新たな発見や感動を与えてくれます。
都市の中にありながら、豊かな自然と芸術が共存するケヤキロードギャラリーは、清瀬市ならではの文化的な魅力を感じられるスポットです。
柿の下交差点
清瀬市中里にある「柿の下交差点」を背景とした森本啓太氏の作品《For the light that left us》が、金沢21世紀美術館の個展「what has escaped us」に展示されております。
清瀬市は、武蔵野台地の東北端手前約15㎞付近の平坦部に位置しており、標高は、西方の東村山市に接する竹丘で65m、北東の埼玉県境の下宿で20mと、わずか6.5㎞の間に40m以上の標高差があります。
柿の下は、清瀬市中里の柳瀬川に沿う崖線上にあり、武蔵野台地から見下ろす眺望が美しく、柿の下交差点にある、大きな木と丸ポストとともに、地元の人から愛されている隠れた人気スポットです。
森本氏の展示会は2025年5月20日（火）から10月5日（日）までの開催で、金沢21世紀美術館が若手作家を中心に個展形式で紹介する展覧会シリーズ「アペルト」による本展では、ペインティングの大作や、最新の抽象画シリーズ、そして森本氏が初めて挑む立体作品を展示しています。
森本啓太氏
（KOTARO NUKAGAホームページより引用）
（https://kotaronukaga.com/artist/keita-morimoto/）
1990年大阪生まれ。
2006年にカナダへ移住し、2012年オンタリオ州立芸術 大学（現・OCAD大学）を卒業。 カナダで活動したのち、2021年日本に帰国。現在は東京を拠点としている。バロック絵画や20世紀初頭のアメリカン・リアリズム、そして古典的な風俗画の技法やテーマに強い関心をもち学んできた森本は、これらの伝統を参照し、ありきたりな現代の都市生活のワンシーンを特別な物語へと変貌させる。象徴的に「光」を描くことによって、その神聖で普遍的な性質を消費文化の厳しい現実と融合させ、歴史のもつ深みと現代的な複雑さが共鳴する作品を生み出している。 森本の作品は、トロント・カナダ現代美術館、K11 MUSEA、宝龍美術館、Art Gallery of Peterborough、The Power Plant Contemporary Art Gallery、フォートウェイン美術館などで展示されてきた。他にコレクションとして、 滋賀県立美術館、アーツ前橋、ハイ美術館（アメリカ）、Fondazione Sandretto Re Rebaudengo（イタリア）、マイアミ現代美術館（アメリカ）がある。
森本啓太《For the light that left us》2025 © Keita Morimoto 作家蔵
「アペルト19 森本啓太 what has escaped us」展示風景、金沢21世紀美術館、2025年
photo: Kohei Omachi(W)
■展覧会情報：
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=65&d=1836
清瀬市は、武蔵野台地の東北端手前約15㎞付近の平坦部に位置しており、標高は、西方の東村山市に接する竹丘で65m、北東の埼玉県境の下宿で20mと、わずか6.5㎞の間に40m以上の標高差があります。
柿の下は、清瀬市中里の柳瀬川に沿う崖線上にあり、武蔵野台地から見下ろす眺望が美しく、柿の下交差点にある、大きな木と丸ポストとともに、地元の人から愛されている隠れた人気スポットです。
森本氏の展示会は2025年5月20日（火）から10月5日（日）までの開催で、金沢21世紀美術館が若手作家を中心に個展形式で紹介する展覧会シリーズ「アペルト」による本展では、ペインティングの大作や、最新の抽象画シリーズ、そして森本氏が初めて挑む立体作品を展示しています。
森本啓太氏
（KOTARO NUKAGAホームページより引用）
（https://kotaronukaga.com/artist/keita-morimoto/）
1990年大阪生まれ。
2006年にカナダへ移住し、2012年オンタリオ州立芸術 大学（現・OCAD大学）を卒業。 カナダで活動したのち、2021年日本に帰国。現在は東京を拠点としている。バロック絵画や20世紀初頭のアメリカン・リアリズム、そして古典的な風俗画の技法やテーマに強い関心をもち学んできた森本は、これらの伝統を参照し、ありきたりな現代の都市生活のワンシーンを特別な物語へと変貌させる。象徴的に「光」を描くことによって、その神聖で普遍的な性質を消費文化の厳しい現実と融合させ、歴史のもつ深みと現代的な複雑さが共鳴する作品を生み出している。 森本の作品は、トロント・カナダ現代美術館、K11 MUSEA、宝龍美術館、Art Gallery of Peterborough、The Power Plant Contemporary Art Gallery、フォートウェイン美術館などで展示されてきた。他にコレクションとして、 滋賀県立美術館、アーツ前橋、ハイ美術館（アメリカ）、Fondazione Sandretto Re Rebaudengo（イタリア）、マイアミ現代美術館（アメリカ）がある。
森本啓太《For the light that left us》2025 © Keita Morimoto 作家蔵
「アペルト19 森本啓太 what has escaped us」展示風景、金沢21世紀美術館、2025年
photo: Kohei Omachi(W)
■展覧会情報：
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=65&d=1836
清瀬松山緑地保全地域
清瀬松山緑地保全地域は、東京都が指定する自然保護区域の一つで、市街地にありながら約43,356㎡の広大な自然が残る貴重な場所です。
南側には都内有数のアカマツ群落や雑木林が広がり、南西部にはニセアカシアの若齢林が存在。多様な野草・昆虫・野鳥が生息する「自然の宝庫」となっています。
また、かつて結核研究所の療養所があったため「結研跡地」とも呼ばれ、その時代に植えられたサワラやプラタナスの巨木が涼しげな風景を作り出しています。
南側には都内有数のアカマツ群落や雑木林が広がり、南西部にはニセアカシアの若齢林が存在。多様な野草・昆虫・野鳥が生息する「自然の宝庫」となっています。
また、かつて結核研究所の療養所があったため「結研跡地」とも呼ばれ、その時代に植えられたサワラやプラタナスの巨木が涼しげな風景を作り出しています。
- 住所
-
〒204-0022
東京都清瀬市松山３丁目１−９７
清瀬中里緑地保全地域
清瀬中里緑地保全地域は、清瀬市中里二丁目に位置する約2.5ヘクタールの自然地です。
1989年に東京都条例に基づき保全地域として指定され、都市化が進む中で貴重な自然環境を維持しています。
空堀川沿いの河岸段丘斜面に広がるこの地域は、コナラやクヌギの雑木林を両端に配し、中央部にモウソウチク林とスギの植林を有しています。北向き斜面という特徴を活かし、春にはカタクリやヒロハノアマナなどの植物が咲き誇り、年間を通じて様々な野草が観察できます。野鳥の生息地としても重要で、清瀬市の景勝地「清瀬10景」にも選定されている人気の自然観察スポットです。
1989年に東京都条例に基づき保全地域として指定され、都市化が進む中で貴重な自然環境を維持しています。
空堀川沿いの河岸段丘斜面に広がるこの地域は、コナラやクヌギの雑木林を両端に配し、中央部にモウソウチク林とスギの植林を有しています。北向き斜面という特徴を活かし、春にはカタクリやヒロハノアマナなどの植物が咲き誇り、年間を通じて様々な野草が観察できます。野鳥の生息地としても重要で、清瀬市の景勝地「清瀬10景」にも選定されている人気の自然観察スポットです。
- 住所
-
〒204-0003
東京都清瀬市中里２丁目
清瀬御殿山緑地保全地域
清瀬御殿山緑地保全地域は、1992年に東京都により指定された約1.5ヘクタールの自然地で、中清戸4丁目と下清戸2丁目にまたがる貴重な平地林です。
クヌギ・コナラを主体とする典型的な武蔵野の雑木林の姿を今に伝え、一部にアカマツも混生しています。周辺の農地と一体となって良好な自然環境を形成しており、東京都選定の「雑木林の道 中里コース」の重要なスポットとして整備されています。
なお、東京都の緑地保全地域制度は、都市部に残存する貴重な自然を永続的に保全し、市民の憩いの場として開放することを目的としています。
クヌギ・コナラを主体とする典型的な武蔵野の雑木林の姿を今に伝え、一部にアカマツも混生しています。周辺の農地と一体となって良好な自然環境を形成しており、東京都選定の「雑木林の道 中里コース」の重要なスポットとして整備されています。
なお、東京都の緑地保全地域制度は、都市部に残存する貴重な自然を永続的に保全し、市民の憩いの場として開放することを目的としています。
- 住所
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〒204-0011
東京都清瀬市中清戸４丁目１０７４−３
伊藤記念公園 台田の杜
台田の杜は、清瀬市北部の柳瀬川沿いに位置する約1.9ヘクタールの自然緑地で、武蔵野の原風景を今に伝える貴重な空間です。
2003年に都市計画緑地として指定され、2005年に市への寄贈を経て、2009年に一般公開されました。みどりのサポーター、自然保護レンジャー、近隣住民のボランティアが中心となって緑地の保全に取り組んでいます。園内には竹林が存在し、都市部における生態系の重要な拠点となっています。
また、毎年6月から7月にかけて国蝶オオムラサキのケージが一般公開され、その時期には特に多くの人が訪れます。
2003年に都市計画緑地として指定され、2005年に市への寄贈を経て、2009年に一般公開されました。みどりのサポーター、自然保護レンジャー、近隣住民のボランティアが中心となって緑地の保全に取り組んでいます。園内には竹林が存在し、都市部における生態系の重要な拠点となっています。
また、毎年6月から7月にかけて国蝶オオムラサキのケージが一般公開され、その時期には特に多くの人が訪れます。
- 住所
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〒204-0003
東京都清瀬市中里６丁目