清瀬市観光協会とは
令和6年4月1日に清瀬市と清瀬商工会との連携により清瀬市観光協会が設立しました。本協会は清瀬市及び周辺地域と連携しながら観光資源の掘り起こしや既存の資源の磨き上げを行い、観光ブランド力の向上など観光施策を推進し、交流人口の増加を図ることで清瀬市の産業振興及び地域活性化を図ります。
設立にあたって
清瀬市は東京都の多摩地域北部に位置し、豊かな緑、清らかな川や武蔵野の原風景を残すベッドタウンで、都内1位の出荷量を誇るにんじんをはじめとする生鮮野菜を供給する都市農業、多くの医療・福祉施設と関係高等教育機関が集積するなど近隣市には見られない個性を持ち、程よい快適性と利便性を兼ね備えたコンパクトシティです。
清瀬市は名所旧跡が乏しいため、一般の方々がイメージするような、いわゆる観光地ではありません。
しかし、「観光」という概念は、コロナ禍において多様化しました。それは、いわゆる観光地に旅行に行くのではなく、自宅から1時間程度の移動圏内の近場で楽しんだり、様々な体験をするという「マイクロツーリズム」という旅行形態です。併せて、旅行者のニーズも多様化しています。
清瀬市観光協会は、観光事業の振興を通じて交流人口の増加や産業振興につなげ、地域活性化及びシビックプライド(住民が自分の住む地域に対して持つ誇りや愛着)の醸成に寄与することを目的としています。
そのため、令和6年度は令和7年度以降の事業活動の地盤固めとして、市内の農商工事業者様や商店街の皆様などの観光のステークホルダー(利害関係者)との関係性を構築しながら、まずは観光協会の認知度を高め、賛同者を増やしたいと考えています。
市民の皆さまや近隣にお住いの方々に、清瀬市の魅力を感じていただけるように、また、将来的には、「マイクロツーリズム」の目的地となれるように取り組んでまいります。
最後になりますが、清瀬市観光協会は、観光協会としては全国的に見ても後発となりますし、やらなければならないことは沢山あります。何卒、清瀬市観光協会の事業目的や取組にご理解とご協力をいただければ幸いです。